私は22歳から父に大工仕事を教わりました。簡単だと思っていた仕事は難しく、知れば知るほど職人の技術の奥深さに驚かされる日々。
その中で、ものづくりの楽しさや、0から1を生む大工の魅力を知りました。自分たちが建てた家が未来へと残り、幸せな家族が色々な思い出と共に生活し、長い時間を過ごすことになります。
そんな人の人生に携われる素晴らしい仕事に出会い30代半ばまで、大工として成長させてもらいました。その間、父だけでなく、父世代の親方、棟梁、先輩方に人とのつながりの大切さを教えてもらいました。今もその教えは私の基盤になっています。
そして、2015年に株式会社mantenという「大工が創る工務店」というコンセプトの会社を立ち上げました。