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スタッフブログ

☆スタッフブログ☆

はじめまして!

2022-04-24
注目
初めまして。
こんにちは!こんばんは!おはようございます!



今回のブログを担当することになった、新入社員のおおしまです

mantenの設計部隊では数少ない男性となり、
女性の多いmantenの社内で、日々先輩方にご指導いただいております。。。。

新入社員なのですが、
関西で設計の仕事をしていて地元愛媛にUターンしてきましたので、立派なオッサンです。
なので、オッサンらしい絵文字皆無のお堅い文章になってしまうことはご容赦ください



というわけで今回は自己紹介です

まずは趣味…というか半分仕事も入ってるんですが、
自分は学生時代から建築や庭を見に行くのが好きなんです。

友人たちと建築旅行を計画したり、一人旅で旅行することもありました。

建築業界は次々と新しい素材やデザインが生まれているので、考え方が凝り固まらないように
色々な建築を見ることで、知識を増やして自分をレベルアップさせています

そこで得た知識を少しでもお施主様への提案にも還元していきたいですね



というわけで今回は私が実際に訪れた建築の写真などをすごーく簡単に紹介してみようと思います。

私が担当するブログではこれをシリーズ化できたらいいなと思うんですけど、
社内の評判次第では続かないかもしれません(笑)

では、今回紹介するのは「前川國男自邸」(1942)です。
前川國男さんという日本の昭和を代表する建築家の自宅です。
私も大好きな建物で、 日本国内で最も有名な住宅建築のひとつだと思います。

まず文句無しで外観がカッコいい。ほぼ平屋で中央部分に少しロフトがあります。建物の横幅に対して建物高さを抑えると非常にゆったりとした余裕のある外観になりますが、左右対称な外観で大屋根の切妻屋根という構成が特徴的な外観を作り出しています。
現在は「江戸東京たてもの園」という施設の中に移築されていて誰でも見ることができます。最近はmantenのお客様でも老後を考えて平屋または2階は子供部屋だけという間取りが多くなっていますね。「女中部屋」というのが時代を感じさせます。ダイニングとキッチンを分けるのも当時は当たり前でした。
玄関ドアが木製というのも当時ならではですね。現在も木製ドアメーカーは複数ありますが、汚れやすいということでなかなか採用にはお施主様の勇気と寛容さが必要な建具です。「エイジング(時間経過で古くなっていくこと)」を好む方にはピッタリですね。私はいつか自分の家で使ってみたいです。
ロフトの下はダイニングで、天井高を低くすることで落ち着いた空間で食事ができます。ダイニングは座る時間の長い場所なので、こういうのもアリだと思います。天井の高い部分との落差がある方が、より天井の高さを感じることができますね。地味に特徴的なのが奥の扉。高さが低めな正方形の大きな扉。シンプルな空間にこういう要素が入るとアクセントになりますね。
そしてこれがリビングダイニング!吹き抜け!シンプルな白い壁ですが、木の部分とのコントラストが絶妙ですね。壁一面の木製サッシで非常に明るい空間になっています。下の窓は外から見られるので障子が入ってますが、上からは覗く人は居ないから透明ガラスのままですね。
パノラマ写真も撮ってました。全体的にシンプルな空間ですが、ロフトの手摺部分に「飾り棚」を取り付けて置物を飾ったりできるようにしているのは面白い演出ですね。ミニマリストな暮らしもいいですが、物が多いご家庭はこういう趣向を変えた「見せる収納」あってもいいと思います。
さて、第1回はこんな感じです。
いかがだったでしょうか?
2回目は無いぞという声が聞こえてきそうですね(笑)

今回ご紹介したのは比較的古い建築になりますが、
和風・洋風・モダン・住宅・ビルの新旧問わず、
様々な建築を見て、食わず嫌いにならないように心がけています。
いろんなジャンルを知ることで、お客様のご要望に対して適切なアドバイスができるように日々勉強です

こんな建築好きと一緒に、皆様のお住まいを一緒に考えることができればと思います。
よろしくお願い致します
おおしま
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