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スタッフブログ

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照明計画の話!

2022-11-07
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皆さま、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
本日のブログ担当はおおしまです<(_ _)>
前回僕が書いたブログはなんと7月。あっという間に涼しくなり長袖の季節。
冷え性なので、ブランケットが手放せない季節になってきました
 
さて、本日のブログのテーマですが、いつも以上に文章多くて面白くないと思います(笑)
スタッフのワキサカ氏から、照明について書け!と言われてまして、そのあたりの話をしてみようと思います。
 
前提として、自分が好きな照明を選ぶのが一番なので、なかなか正解不正解の存在する話ではないのですが、照明器具は流行り廃りだったり、飽きた時に比較的交換が容易なため、お客様にとっても冒険しやすい要素かもしれませんね
 
では照明に関して僕が冒険する場合はどうするかというと。。。
それはズバリ「照明を付けない」です。

すいません。付けないは言い過ぎました
付けたとしても弱い灯りでいいというか、必要な所だけ明るければいい。
という話です。
 
まず、今の日本は欧米と比べても照明が明るすぎると言われています。
諸説ありますが、一説によると戦後の高度成長期の時期と、蛍光灯の普及タイミングが合ったことにより、日本はその復興と経済成長の象徴に大量の明るさを求めたとも言われています。僕たちもその明るさに慣れてしまっていましたが、、、3.11以降の節電対策で様々な施設の明るさが半減することになり「別に多少暗くても大丈夫じゃね?」ということに気付く方も増えるキッカケになったわけですね。
▲海外暮らしが長い人だとやっぱり違和感あるみたいですね。
話を戻しますが、ムードのあるオシャレ空間と照明の関連性を具体的に考えると、

「光の重心を低く計画する」

これに尽きます。
明るいのがお好みだったり、子供部屋や物置など、明るさが必要な場合はシーリング照明が一番合理的ですが、ムードを求める場合は照明器具のカッコ良さも大事ですが・・・
明暗にメリハリを付けて、照明が照らす面を床や壁面に持っていくと空間が締まって見えます!

壁付けのブラケット照明やペンダント照明(なるべくヒモは長くして吊るす)、フロアスタンドなどは特におススメですね。

天井にダウンライトを付ける時も壁に近い所に付けて壁を照らしてあげると壁面のデザインにもメリハリが出て個人的には好きです
 
ただ、ムード重視の照明計画にもデメリットがあります。
それは「暗い」ということ(笑)
当たり前や!(# ゚Д゚) という話ですが、ある年齢までは「ムード」と解釈できる明るさであっても、高齢者になると必要な明るさが変わってきます。
一般的には40歳代までの人が必要な明るさと、80歳台の人に必要な明るさでは1.5~2倍の差があると言われています。

 
このように照明計画には将来に備えることも重要です。
具体的にはあらかじめダクトレールを設置して照明を増設できるようにしたり、、、

初めから明るさが欲しい時用にシーリング照明を設置することも良いと思いますが、消灯してても違和感の無いような、デザイン的にキレイな照明を選定するのも良いかもしれませんね。

シーリング照明はかなり低価格な商品も数多く発売されています。一見、どれを選んでも同じように見えるかもしれませんが、こちらもデザインに拘ると奥が深いです。。。
ダウンライトで壁面照らし。壁に絵を掛ける時とかもアリですね。
日中は照明を消すことも多いので、灯りがついてなくても好きになれる照明を選ぶのがおススメです
この御宅は和室をリビングに改修。リビングはムード重視の明るさ。ダイニングキッチンは明るく。メリハリ!
フロス/ヴィスコンティア
さて、今回の照明の話はいかがだったでしょうか?
長すぎたので少し削ったんですが、それでも長いですね。。。
 
 
次は何の話にするか、どんどんネタが無くなってますので、次回は少し箸休め回でもいいかも。。。
それでは最後に僕の好きな照明の画像でお別れしながら、またいつかのブログでお会いしましょう。


このクセの強い形と質感が好き!(・∀・)!
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